MENU

雪止め金具

落雪事故を防ぐための屋根安全装置

雪止め金具とは、屋根からの落雪を防止するために設置される金具です。特に積雪地域では、落雪による人身事故や物損事故を防ぐために重要な役割を果たします。通常は軒先付近に取り付けられ、積もった雪をせき止めて安全を確保します。

雪止め金具の役割

安全性・建物保護・周囲環境保全

雪止め金具は、落雪による歩行者や車両への被害を防ぐだけでなく、雨樋や屋根材への負荷軽減にもつながります。雪が一度に落ちることを防ぎ、屋根や外壁の損傷、隣家や植栽への被害を抑制します。

雪止め金具の種類と素材

地域や屋根材に応じた選択が重要

雪止め金具には、瓦棒屋根用、スレート屋根用、金属屋根用など屋根材に合わせたタイプがあります。素材は亜鉛メッキ鋼板、ステンレス、アルミなどがあり、耐久性や耐食性に優れたものを選ぶことで長期間の使用が可能です。

雪止め金具の設置とメンテナンス

効果を最大限発揮するための管理

適切な設置位置の確保

軒先から一定の位置に設置し、雪の重みや滑落方向を考慮する。

固定部の点検

ボルトや金具の緩み、腐食がないかを定期的に確認する。

損傷や変形の確認

強風や積雪荷重による曲がり、破損があれば早急に交換する。

雪止め金具についてまとめ

積雪地域での安全と建物保護に欠かせない装置

雪止め金具は、落雪による事故や建物損傷を防ぐための重要な装置です。地域の気候や屋根材に合わせた適切なタイプを選び、定期的な点検・メンテナンスを行うことで、長期間にわたって安全と快適な住環境を維持できます。

建物材質・種類 - 屋根各部名称

葺く
雨仕舞い
勾配

切妻と寄棟
軒先


垂木
野地板
下葺き材
破風板
軒天
水切り板金
雪止め金具