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玄関アプローチ材料|砂利

砂利とは、岩石が風化してできた粒状の素材であり、丸みを帯びた形状が特徴です。大小さまざまな粒が存在し、敷き詰められた場所を歩くと石同士が擦れ合って音が出ます。この特性を活かし、防犯砂利として利用されることも多く、玄関アプローチや庭まわりで幅広く採用されています。

砂利は施工の自由度が高く、比較的安価に導入できる点が魅力です。使用する石の種類や粒の大きさによって見た目の印象も変わり、和風・洋風どちらの外構デザインにも調和させることが可能です。また、水はけの良さから雨の日でも水たまりができにくい点が評価されています。

基本仕様(耐久性・価格の目安)

砂利の寿命と費用感を確認しておきましょう。

【耐久性】約15年~20年程度
【価格】30円~250円/kg

砂利は素材自体の劣化が少ないため耐久性に優れています。ただし、敷設後に粒が流れたり散乱したりすることでメンテナンスが必要になります。価格は砂利の種類(大理石、砕石、川砂利など)や産地によって幅があります。

メリット

砂利を玄関アプローチに取り入れることで得られる利点です。

● 防草効果がある
● 防犯対策になる(踏むと音がするため侵入者に気づきやすい)
● 水はけが良く、雨水が溜まりにくい
● 汚れが目立ちにくい
砂利は敷くだけで簡単に施工でき、外構全体の印象を変えることができます。カラーバリエーションや粒径の違いで個性を出すことも可能です。

デメリットと注意点

砂利を使用する際に注意しておきたいポイントです。

● 境界線や端部に敷くと散乱しやすい
● 敷き方が不十分だと雑草が生える可能性がある
● 定期的に補充や均し作業が必要になる
砂利は簡単に施工できますが、隙間があると雑草が生えやすくなります。防草シートを下地に敷くことでメンテナンス性を高めることが可能です。また、粒が飛散するため掃き掃除や補充が定期的に必要です。

砂利についてのまとめ

砂利は手軽に導入できる玄関アプローチ材で、防犯性や防草性、水はけの良さなど多くの利点を持ちます。比較的安価でありながらデザイン性にも優れ、使い勝手の良い素材です。

一方で、散乱や雑草の発生といった課題があるため、防草シートの活用や定期的な補充作業が不可欠です。適切に敷設・管理を行えば、砂利は長期的に快適で安心感のある玄関アプローチ空間を実現してくれるでしょう。

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